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3月のライオン 3巻

3月のライオン 3 (ジェッツコミックス)
羽海野チカ (白泉社 2009-08-12)

 自分のひとりぽっちに気をとられ
 誰かのひとりぽっちに気付けないでいた
 まぬけな僕に

 除夜の鐘は
 しんしんとふりつもり
 大きな河みたいにゆっくりと
 新しい年がやって来ようとしていた

羽海野さんのネガティブエンジンの威力すげー( ̄▽ ̄;)
もうなんてゆーか読んでると痛いです。辛ぇ~!
落ちている時に零の苦しんでのたうち回ってるのを見ると更にしんどいかも(; ゜▽゜)
それくらい重かったっす;

まず冒頭で零が風邪で寝込んでる時の夢。
上に上がってくエスカレーターに乗ってようやく頂上に。
しかしゴールには何も無い空間がただ広がっているだけ…
頑張って上を目指したのに、自分を讃えてくれる者も居ないし達成感も感じられない。
頂点を極めた人間の苦悩のようなものが感じられた。
今彼自身はがむしゃらに上の階級を目指しているがいずれ宗谷のような存在になった時、この感覚を思い出すのだろうか。
一度頂点に立った人間は落ちてゆく事を恐れる。
何かを失うことの怖さ。
そこに居続ける為に必死で踏ん張っている。
宗谷もそうやって自分と闘っているんだろうなぁ。

そして今回も零は例によって川本家に助けられる。
あかり達が居なかったらホントどうなってたんだろう;
誰にも迷惑を掛けたくないと一人で行きてきたつもりになっている零。
高校生にしては稼ぎがあるから、生活自体は何とか許容範囲だろうと思う。
先生にも一度家に戻る事を勧められても頑に受け入れようとしないのは、やっぱり義父や香子や歩の事もあってか。
それに一度決めた事を覆すのが格好わるいってのもあるのかな。
でもまだ気持ちが大人に成りきれていない。余りにも未熟。
一人暮らしを私も高校卒業してすぐ始めたけど、若いなりに独りでやってく事の難しさを痛い程よくわかった。
ご飯だって洗濯だってややこしい手続きだって何もかも自分でしなくちゃならないし、風邪でしんどくても疲れていてもやる事はかさばってゆくだけ。
だからしょっちゅう実家に帰って甘えていた(笑)
支えてくれる有り難み、手を差し伸べてくれる愛情を改めて感じたな~。

零が一人に戻った時、普段気にもしてない音がどんどん大きく聴こえてきて得体の知れないものに押し潰されそうになっていた描写がリアルだった。
零は川本家に触れて昔の自分を思い出し、そしてかつて家族を亡くし独りになってしまった時の事を思い出す。
『この気持ちは知ってる
 知ってるけど名前を思い浮かべちゃダメだ
 その名前を口にしたら
 身の内をちぎる一撃が来る』

そう…“孤独”というヤツだ。
多分零は、考えない様にして追い出してそうやってずっと逃げながらやって来たんだ。
いつか、受け入れないといけない感情を。

林田先生はこう言ってくれたよね。
『一人じゃどうにもならなくなったら
 誰かに頼れ
 でないと実は
 誰も
 お前にも
 頼れないんだ』

こんな大事な言葉言ってくれる人なかなかいないよ。
ホントいい先生だ…給料は零より低いらしいけど(笑)
『誰かに頼る』のをしないのは、それが恥ずかしいことで情けない人間だと思われたくないから。
そして人は心の内に隠して仕舞い込んでしまうから「気丈そうな人だな、大丈夫そう」と思われて誰からも心配されなくなる。
そしてそんな人に自分も迷惑を掛けまいと、その人に頼らなくなる。
自分の心を開かなければ、相手も気付いてくれないし開いてくれない。
自分の弱さを相手に見せなければ、相手も見せてくれない。

私、最初はあかりさんが女神の様に見えたんです。
どんな事にも頑張ってて、ひなちゃんやモモちゃんの世話までして。
でも彼女にも彼女しかわからない寂しさを抱えていたんですね。
そういえばひなちゃんもお盆の時家族から離れて一人、泣いていました。
あんなに破天荒で元気一杯なひなちゃんが、そして今回はあかりさんが…
誰でも人には見せないそういう弱さを抱えていて。
自分の事だけでいっぱいいっぱいになって情けない人間だと思い込んでた零は、他人の“弱さ”を見てやっと気付かされたかな。
そして川本家のみんなのように『お互いが支え合う大切さ』も。

でも何だかんだで浮上しつつある零にホッとした。
あんなに一人でやるのがいいからと避けていた研究会にも入る決意をしたんだもん。

いや~しかし後藤の顔が怖いです;
Bad Boyのロゴ(→これ)にソックリじゃないスか(笑)?
後藤も香子の事ストーカーとか言いつつ何だかんだで受け入れてはいるみたいですねぇ。
極端なツンデレかドSなのかもしれない( ̄ー ̄;)
そして香子はドMだなきっと(笑)
零はやっぱり過去に香子に恋心を抱いていたみたいですね。
そして今もまだちょっと引きずってるような…
後藤に対しての執着心がハンパない。というかもう嫉妬だよね。
島田さんをサブキャラ扱いって…

いや正直、私もそう思ったよ(笑)!!

名前が出てきた時は「誰?ああ脇キャラね」と島田さんには悪いけど、零と後藤との直接対決しか考えてなかった;
しかし予想を上回る存在感!
なに~?も~格好よすぎる(;゚∀゚)=3
ごめんよ~島田さん。零と一緒に自惚れていたわ…零と私のアタマをかち割ってくれてホントにありがとう。
そういえば、2巻のラストから今回の零の“思い上がり”が顕れていた事に気付きました。
負けた相手に対して「勉強しろよしてねーのわかんだよ」「弱いヤツに用はねーんだよっ」とか言ってましたな;
二海堂はそんな零を見逃さなかった。うんやっぱ彼はいい友達だね。
放科部の野口君もかなり変な人だけど零を受け入れてくれたし(?)、学校ライフも変わってくかな?
しかし今回二海堂がやけに幼くなっててビックリした;
てっきり過去の回想だと…やっぱり師弟関係の時は弟子らしくかわいくなっちゃうのかね。

スミスさんがかなりツボでした!
スマートな人だと思ってたのに…髪型モモちゃんと同じだけど(笑)
あのいちごちゃんとの絡み。゚(゚ノ∀`゚)゚。
しかしスミスさんのあのオサレなモーニングメニューは何なんすか~??
トマトまるかじり(食塩アリ)、スパム(かぶりつき)、牛乳って……
もろ「傷だらけの天使」のショーケンじゃないですか(・∀・)
リアル世代じゃないけど、これはすぐわかった(^_^;)
こういうパロディも楽しいですねぇ。

零もスミスさんも肝心の試合には力及ばず負けてしまったけど、あそこまで残ってるって事自体すごいような?
3月に開催されて獅子王戦だから『3月のライオン』なんですね。
零の今後目指す目標は、このトーナメントを勝ち残りタイトル保持者の宗谷名人と戦う事になりそう。
島田さんも言ってたよね「宗谷とやりたいな」って。学校の先生も憧れの人って感じで捉えてて。
どんな人なんだろう?物静かな印象を受けたけど、闘志を剥き出しにするような事はしないのかな。
そして対峙の時、零の知りたい『嵐の向こうにあるもの』『ゴールの向こう』について宗谷はどうこたえてくれるんだろうか。

余談:
青年誌だからかピンナップがちょいエロですね~。
表紙のあかりさんはぱんつの線がなんとな~くわかるし、ひなちゃんはハミ尻だし(ノ′∀`*)

*3月のライオン 1~2巻感想
*3月のライオン・1巻発売!(第1話試し読みあり)
*3月のライオン・2巻発売!
*3月のライオン・3巻発売!(スガシカオさん&杏さんのメッセージあり)
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僕等がいた(ベツコミ betsucomi 9月号)

ベツコミ(Betsucomi) 2009年 09月号 [雑誌]

 無駄なわけない
 結果は同じでも
 信じない人生より
 信じる人生のほうがいい
 矢野のおかげでそう思えるようになった
 矢野はあたしに勇気をくれたんだよ

今回の展開を顔文字で表すなら…
(´;ω;`)ウッ → (´ ・∀・`)ハハ → (。´・ω・)ん? → ヽ(´Д`;≡;´Д`)丿アワワ
  ↓
  ↓
  ↓
(; ̄Д ̄)…ナニガオコッタ??

9月号読みました…ネタバレありです。
(今回のあらすじは下の「Read More」をクリックしてください)




もう読まれた方は上の顔文字、共感してくれてると思います(笑)
そこんとこは追々書いていくとして、まずはおお~っと驚いた事を。
美智子おばさんが、ちょっとイイ人になってる?
矢野を跡取りに迎えようと、躍起になってたのにやや物腰柔らかくなってない?
もちろん心では矢野からの『嬉しい言葉』を待ってるみたいだけど…
矢野もお金を返しに来ただけとはいえ、夕飯も食べて帰ってるんだよね。
美智子の事避けてた昔ではあり得ない光景。
この2人は子供が居ないor親が居ないという関係で、お互いが持つ寂しさから“親子のような関係”を一定の距離を保ちながら築いているかのよう。
前向きで、なかなかいいんじゃないすか?

ロン毛マスターはなんと坊主になってました(笑)
そうか…薄毛だったんだね…
そしてミミちゃんがかなりデカくなってたΣ( ̄口 ̄*)そして若干やさぐれていた;
小さい頃は矢野に懐いてたのにね~暫く会わないとこうなっちゃう子供ってわかりやすいわ(T▽T)
でも矢野に水持って来てあげたりしてるから恥ずかしいだけかな?

七美は、意外と穏やかに過ごしてるように見えて忙しさを理由に考えない様にしてるみたい。
でも竹内へのメール3日もほったらかしって…七美らしい(笑)

矢野と竹内の再会の仕方が笑った( ̄▽ ̄;)
しかし竹内なんで頬赤らめてんの?やっぱ矢野の事好きなんだねぇ。
険悪な感じもなくお酒を酌み交わす2人を見て「大人になったなぁ」と思った。

…がそんな穏やかな時間はほんのひとときに過ぎなかった。

竹内的にはやっぱり『過去』を笑い話にできなくて、矢野に対する憤りもかなり溜まってたみたい。
ちょっとした言葉のニュアンスが2人の心を荒立ててしまった。
竹内も『奥さんが待ってる』はちょっとなぁ…矢野結婚もしてないんだし(ってゆーかしてないよ…ね…?)嫌味でしかない;
それを矢野は勘違いして苛ついたんだよね。
竹内と七美はもう結婚してるから、と。
でも実際は…

竹内と七美が上手くいってないと知って矢野が動揺したのは当然。
自分の代わりに『竹内が七美を幸せにしてくれる』はずだったから。
でもそれは矢野の中だけの自分勝手な計画で、七美が矢野を忘れられない限り叶うことはない。
竹内もそれをわかってて辛かったんだよね。
自分じゃ無理だって。やっぱりアイツじゃなきゃダメだって。
なのに、矢野は全てを捨てたと言っておきながら有里と一緒にいる。
七美が知ったらどんなに傷つくか…そして親友だと思ってた自分への裏切りでしかない。
いつも“冷静に考えて行動する”竹内でも、限界だったんだろうね。
胸ぐらを掴んで殴ってしまうなんて…

でもアレってぶっ倒れるまで殴ったの?
あの手は矢野だよね。竹内は長袖だったし…
…でもちょっと待って…
手がやけにぐったりしてるのが気になる(; ̄Д ̄)
殴りすぎて倒れたんじゃなく、違う原因で倒れたんだとしたら…イヤだ~!
それとミミちゃんの「病気なの?」って言葉も。
子供って意外と勘がいいっていうけどさ。
矢野は淋しそうに笑ってたけど…そんな自分を必死で受け入れようとしてる?

病気ってさ、たぶん心の方だよね?
体の方ならマスターが気づかないわけない。
お酒も飲ませたりしないよね。
ただ、眠れなくて薬を飲んでたりしてたからそういうのは知ってると思う。
ミミちゃんは、魘されてる矢野を見てそう思ったのかな。
普段は明るくて笑顔の人が、そんな風になってるの見ちゃったらそう思うかもしれない。
矢野も、『わかってる』って顔してた。
自分がどんな状態になっているのか、どこまで自分を追いつめているのか。

でも、七美が『矢野は嘘をついている』と気付いてくれてよかった…
だって誰も矢野の嘘を見抜けていない。

有里は気付いてるのに助けようとしない。矢野が自分から離れていってしまうから。

矢野は自らが作り出した“もうひとりの自分”を演じ、それが本当の自分で在るかの様に振る舞い続けてる。
だから段々と実際の自分とのギャップに苦しめられてるんだと思う。


ここにきて、あの忌まわしき?番外編『赤ずきんちゃん』が去来しました。
モッチーを撃ち殺したのは猟師の竹内でした。
今回竹内は矢野を殴って…ってあれ?
なんか展開が似…て……

(((;゚Д゚)))

ああなんかその通りになりそうで怖いよ、マジで!!!
死亡エンドそれだけはヤメて~小畑先生~!


基本僕等のためにベツコミ読んでるんですが、他の作品にも気になるモノがあります♪
芦原妃名子さんの「Piece」と、
宇佐美真紀さんの「ココロボタン」。
今回掲載してたのでココロボタンを読めたんですが、やっぱ古閑くんのキャラがいいわ~(笑)
S寄りのツンデレですねぇ。この2人の恋とっても可愛らしくて好きだ♪


「僕等がいた」次回掲載は11月号(10月13日発売)です。
そして今秋、13巻発売予定!


*関連エントリー
僕等がいた(ベツコミ7月号)
僕等がいた(ベツコミ1月号)
僕等がいた12巻
[Blogカテゴリ] 僕等がいた
*僕等がいたデジタルHR

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「花と奥たん エピソードゼロ」が月刊!スピリッツに巻頭カラーで掲載

月刊!スピリッツ 2009年 10/1号 [雑誌]
550円
小学館 2009-08-27


週刊ビッグコミックスピリッツで連載中の「花と奥たん」ですが、8月27日に新たに創刊される月刊!スピリッツという雑誌に、「花と奥たん エピソードゼロ」(番外編?)が掲載されるようです♪
どんな話だろ~?モモさんと旦那さんが離ればなれになる前のお話かな??

この雑誌はスピリッツの月刊版みたいですね。
作家ごとのページ数が40~70ページと多く、じっくりと読み応えのあるものを目指したそうです。
総ページ数600ページ超にも及ぶという事で結構分厚いものになりそう。
今明かされているのはこんなラインナップ。今後増えると思います。
(また詳細が明らかになりましたらここに追加していきたいと思います)

『花と奥たん エピソードゼロ』高橋しん(表紙&巻頭カラー44ページ)
『逆襲のオレ×ヨメ』北崎拓(58ページ)
『今日のあすかショー』モリタイシ
『黒×羊~12人の優しい殺し屋~』木根ヲサム(74ページ)
『古代ローマ格闘暗獄譚SIN』義凡(原作)、信濃川日出雄(作画)
『そんなんだからおまえらは。』葛西りいち
『Summer Seminar』衿沢世衣子
『Dの魔王』柳広司(原作)、霜月かよ子(作画)
『淀川ベルトコンベア・ガール』村上かつら
『青みゆく雪』宇仁田ゆみ
『ものものじま』野村宗弘
『ピペドン』羽生生純
『Rolly♥婚』ムロ・ゾノフスキー
『絶体生徒会長!!大熊猫さん』岡田有希
『伊藤潤二、大いに挑戦する~社会科大見学』伊藤潤二
『月刊 大ハシ正ヤ』大ハシ正ヤ
『新ダイナマ伊藤!』杉本ペロ
『死神のわけまえ』荒井ママレ(第63回新人コミック大賞青年部門:入選作)
『ミル』手原和憲(第63回新人コミック大賞青年部門:入選作)

 荒川弘×ゆうきまさみ対談
 特別付録:高橋しん×灰原薬「花と奥たん」別バージョンカバー
 封入:ゆうきまさみ作品のキャラクタークリアファイル

(以上、順不同)
getsuspi01.jpggetsuspi02.jpg
B5判、価格550円、毎月27日発売。

*月刊!スピリッツ
* 月!スピ掲載陣に衿沢世衣子、羽生生ら豪華作家続々発表:コミックナタリー
*『ビッグコミックスピリッツ』初の月刊誌『月刊!スピリッツ』が新創刊:オリコン
*月刊!スピリッツ新創刊。高橋しん、モリタイシら参戦:コミックナタリー

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