買いました〜!
表紙は花火、背表紙に矢野と七美のツーショットがありました。
小畑先生のコメント「最終巻です……嘘です。最終巻みたいなカバーですね。」
(´・ω・`;A)…これが最終巻だったらやり切れません。
矢野、ドン底のままだし;
雑誌派の私は思いの丈を過去の
ベツコミレビューで書きなぐってますので、興味のある方はどうぞご覧になって下さいまし。こちらです↓
僕等がいた(ベツコミ8月号)/
僕等がいた(ベツコミ6月号)僕等がいた(ベツコミ3月号)/
僕等がいた(ベツコミ2月号)/
僕等がいた(ベツコミ1月号)それにしても…改めて読み返してみると『暗い』ですなぁ。
コミック派の方は矢野の変貌にちょっとショックだったのでは。
変貌と言っても段々追い込まれていったという感じですが…
やはりターニングポイントは母(庸子)の死でしょう。
それまでは、七美との約束の為に彼なりにさみしいながらも頑張っていたし。
庸子の死は自殺だったしそれを目の当たりにしてしまったとなれば、ただ『母親を失った』だけでなく心に深い傷を負ってしまいいつまでも消えない。
しかもキッカケが七美とセットになってしまったので罪悪感で自分のせいだと思い詰める。
この状態でいくら「君のせいじゃないよ」と言っても簡単には立ち直れないだろう。
私が気になっているのは、庸子の遺書です。
あの遺書になんて書いてあったのだろう?
矢野を遺して先に逝く事の謝罪、或は今までの感謝の意が書かれていたのだろうか?
それとも矢野を追い込む様な、傷つく様な事が書いてあったりしたのだろうか?
願わくばそうでなければいいけど…
そうそう、私は
ベツコミ1月号を読んだ時、矢野宅に有里が居る事が信じられなくて、有里が勝手に上がり込んでいたんだ!と勝手に信じたい気持ちに駆られたのを思い出した(笑)
しかし鍵掛かってるし、矢野もただいまって言ってるのでそれは無理な足掻きだった。
どうしたって「同居」或は「同棲」状態(しかも洗濯物畳んでるし…)
この時のショックは計り知れなかったなぁ…
この後、徐々に有里の内面がクローズアップされてゆきます。
ネガティブの固まりだった気持ちが、舞花によって少し解ける。
でも舞花の容姿にかつての奈々を照らし合わせてしまい、また卑屈になってしまう。
有里の中では「可愛い&綺麗な子=自分より恵まれている」なのだ。
それは間違ってるよね。どんな人でも自分なりの苦悩を乗り越えて生きている。
でもそう思わせてしまったのはやはり有里の母親なんだろう。
奈々は人懐っこくてかわいい子だった。対して有里はちょっと地味な子だった。
私は、母親もイジワルして奈々と有里を比べてたのではないと思うんです。
その子にはその子なりの魅力がある。
奈々は容姿、有里は頭がいいのが母親は誇りだったんじゃないかな。
それを有里が勘違いして捉えてしまって。
きっと「劣ってる」なんて思ってなかったと思いたい。…思いたい。
だって奈々も有里も同じ様にお腹を痛めて産んだ子でしょ?
矢野は…どうしたら救えるのでしょうね。
私は今まで読んできた少女漫画の中で一二を争う不幸なヒーローだと感じます(ちなみに「ぼくの地球を守って」の9年も月で独りぼっちにされて狂ってしまった紫苑もかなりの不幸人)
過去に恋人を失い、母親を失い、親友や想い人も失い…
ああでも七美と竹内は自分から切ったという感じですね。
矢野は捨てる事で自分の人生を『リセット』したかったんだろうか。
でもそんなの無理だ。
人は物なんかじゃないし、嫌な思い出を完全に消去する事も出来ない。
自分が幾ら忘れようとしたって、向こうはいつまでも自分を忘れない。忘れてはくれない。
だから、みんな過去を抱きしめて今を生きる。
苦しいけど、辛いけど、忘れたいけど、それを乗り越えて生きてる。
矢野にもそんな『強さ』が欲しいです。
そして、満たされない生活を送っている彼の想いのベクトルが常に『七美』に向かっている。
それが素直に一番求めているものなんだろうと思う。
雑誌とコミックを比べて読んでみましたが、削除されてる部分がありました。
ベツコミ6月号の「オレに助けを求めるな」以降の部分がカット。
本誌ではこの後、母親にきつい言葉を言われ消沈状態の有里を舞花が見舞いに来るシーン。
そして、あのモノローグ「幾度でも 君に出逢うよ〜」もカット。
なんで…?
ページ数足りなかったとかじゃなく意図的にカットされてます。
後の巻で持ち越しにするのかな…それとも無かったことに?
確かにこのシーンは、あのモノローグを有里と矢野に被せていたのでショックを受けた人多かったですね。
ファンの気持ちを汲み取って…?う〜んわからん。
番外編の赤ずきんちゃんは前後の矢野たちの絡みをカットしてるので更に毒々しくなってますね(--;)
しかし「ハートフル番外編」って…全っ然ハートフルじゃない;
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