2007.07.13 Fri
僕等がいた(ベツコミ8月号)
Betsucomi (ベツコミ) 2007年 08月号

吐けない想いを
傷みを
涙を
いつか 必ず
読みました。ネタバレありです。注意してください。
『まだ 夢から覚めない』
明日の七美の誕生日に備えて残業中の竹内の元にアキから電話が入る。
アキから何かを聞かされ、言葉を失う竹内。
一方、矢野の事を思い出していた七美は眠れずにいた。
『…七美 あたしね 後悔してるの』
アキの言葉が重なる。
『あんな形で矢野を失ってしまったこと
そばにいて何もできなかったこと
もう一度あの夏をやり直せたらいいのに』
七美は
『出逢わなければよかった
いまだに あの日の夢を忘れていなかった
心の底で やっぱり彼を 待っていた』
と想う。
場面は、あの後夜祭の出来事に切り替わる。
七美が落とした壊れた指輪をくっ付けるためボンドを探す矢野。
窓から見下ろすと七美の姿が。
思わず微笑む矢野。
階段を下り、七美の元に向かう。
しかし七美が振り返るところで目が覚めた。
『涙は 枯れない 多分 一生
傷は癒えても 跡は残る』
スイミングスクールのコーチのバイトをしている矢野。
生徒が息継ぎが上手く出来ないと伝えると、無理に吸わなくてもいい、吐けば自然と吸えるので吸うより吐く事が大事。とアドバイスした。
「吸って吐く じゃなくて 吐いて吸う です」
七美の実家に電話を掛ける矢野。しかし七美はまだ東京だった。
相変わらずのフレンドリーな母親にちょっと戸惑いつつも、七美の大学の合否を確かめる。
希望大学には落ちたが、滑り止めの所になんとか受かったと知り安堵する。
七美の東京の住所と電話番号を訊いて紙に書いていると、七美の母親から矢野の母親は元気かと尋ねられ、「変わりないです 元気です」と嘘を付く矢野。
「今度たまには 前みたいに遊びにいらっしゃいね?」と言葉を掛けて貰い、
「はい いつか 必ず」と答えた矢野。
紙に書いた文字が涙で滲んでいた。
あの後夜祭の時の七美と自分を思い出す。
『吐けない想いを 傷みを 涙を
いつか 必ず』
やっと、来た。
やっと念願の矢野側の視点が来た。
矢野の想いが、願いが、胸に突き刺さる。
前回では2回に分けて描きますとあったので、てっきり有里のお話かと思いきや…
しかも掲載は18Pでした。こ、これはどういう事なんだ;
まだあまり快復されてないんでしょうか。心配です。
竹内はアキからきっと今の矢野の居場所と様子を聞いたんでしょうね…
どうするんだろう?
竹内は自分より七美が大事だろうし、伝える覚悟してるのかな。
でも既に七美も知ってるんだよね…(有里と同棲?以外)
でもなんでアキ、言っちゃったんだろう?(ってゆうかまだ言ったとは確定してないけど;)
しかし奇遇というか偶然といいますか、明日プロポーズされる?前日の七美と、数年前の矢野が同じ夢を見てるなんてね…
2人にとってあの初めてキスした後夜祭は忘れる事のできない大切な大切な思い出。
距離や時を超えても、繋がっている想いの様なものを感じました。
矢野はあの時、七美の連絡先を訊いていたんですね。
もしかして会いに行こうと思っていたのかな。
でも結局一度もコンタクトを取らなかった。
それは自分が抱えている問題を一人で処理しようとしていた事、七美に内緒にしている事への後ろめたさなどもあったのかな。
きっと会いたくて会いたくて仕方なかっただろうに。
矢野は自分がどうすれば楽になれるかを知っている。
『無理に吸わなくてもいい、吐けば自然と吸えるので吸うより吐く事が大事』
頭ではわかっているのに、上手くそれが出来ない。
全部吸い込んで吸い込んで溜め込んで苦しくなって。
本当に不器用な人です。
私は今回、矢野が泣いたのを見て思う所がありました。
勿論、自分も泣きそうになったけど。
奈々が死んだ時も、母親が自殺しても泣けなかった矢野がやっと泣く事が出来た。
人は、悲しみが許容範囲を超えると泣く事すらできなくなる。
泣く事は、自分を守る事。
心を解放する事。
だから少しだけ人間らしさを取り戻せたのかなって。
誰にも自分の母親の事を言えない矢野へ七美の母親のあたたかい心遣いに触れ、想いが溢れてしまったんだろうか。
それでも嘘を付き続ける自分が苦しく思えたんだろうか。
「前みたいに遊びにいらっしゃい」と言われ、「またあの頃に戻れたら…」と思ったのかも知れない。
でもそれは無理な事で、前に突き進んで行くしかない。
そんな何処にも行けない想いが彼を困惑させる。
9月号は僕等がいたの絵本が付録に付く模様。(赤ずきんちゃんは勘弁してください 笑)
あと、作中に登場した服などのグッズプレゼント。
連載はお休みです。次回は10月号(9月13日発売)予定。
*追記*
肝心な事を書き忘れていました;
僕等がいた 12巻は8月24日発売です!
前に実写化のキャスティング募集をしていた結果は…
★高橋七美
1.宮崎あおい
2.新垣結衣
3.蒼井優 / 沢尻エリカ
★矢野元晴
1.山下智久
2.市原隼人
3.赤西仁 / 櫻井翔
★竹内匡史
1.妻夫木聡
2.小山慶一郎 / 錦戸亮 / 二宮和也
★山本有里
1.堀北真希
★千見寺亜希子
1.戸田恵梨香
でした〜
*関連エントリー
僕等がいた(ベツコミ6月号)
僕等がいた(ベツコミ3月号)
僕等がいた(ベツコミ2月号)
僕等がいた(ベツコミ1月号)
僕等がいた(betsucomi12月号)
僕等がいた(betsucomi11月号)
僕等がいた(betsucomi10月号)
僕等がいた(betsucomi9月号)
僕等がいた(betsucomi8月号)
僕等がいた(betsucomi7月号)

吐けない想いを
傷みを
涙を
いつか 必ず
読みました。ネタバレありです。注意してください。
『まだ 夢から覚めない』
明日の七美の誕生日に備えて残業中の竹内の元にアキから電話が入る。
アキから何かを聞かされ、言葉を失う竹内。
一方、矢野の事を思い出していた七美は眠れずにいた。
『…七美 あたしね 後悔してるの』
アキの言葉が重なる。
『あんな形で矢野を失ってしまったこと
そばにいて何もできなかったこと
もう一度あの夏をやり直せたらいいのに』
七美は
『出逢わなければよかった
いまだに あの日の夢を忘れていなかった
心の底で やっぱり彼を 待っていた』
と想う。
場面は、あの後夜祭の出来事に切り替わる。
七美が落とした壊れた指輪をくっ付けるためボンドを探す矢野。
窓から見下ろすと七美の姿が。
思わず微笑む矢野。
階段を下り、七美の元に向かう。
しかし七美が振り返るところで目が覚めた。
『涙は 枯れない 多分 一生
傷は癒えても 跡は残る』
スイミングスクールのコーチのバイトをしている矢野。
生徒が息継ぎが上手く出来ないと伝えると、無理に吸わなくてもいい、吐けば自然と吸えるので吸うより吐く事が大事。とアドバイスした。
「吸って吐く じゃなくて 吐いて吸う です」
七美の実家に電話を掛ける矢野。しかし七美はまだ東京だった。
相変わらずのフレンドリーな母親にちょっと戸惑いつつも、七美の大学の合否を確かめる。
希望大学には落ちたが、滑り止めの所になんとか受かったと知り安堵する。
七美の東京の住所と電話番号を訊いて紙に書いていると、七美の母親から矢野の母親は元気かと尋ねられ、「変わりないです 元気です」と嘘を付く矢野。
「今度たまには 前みたいに遊びにいらっしゃいね?」と言葉を掛けて貰い、
「はい いつか 必ず」と答えた矢野。
紙に書いた文字が涙で滲んでいた。
あの後夜祭の時の七美と自分を思い出す。
『吐けない想いを 傷みを 涙を
いつか 必ず』
やっと、来た。
やっと念願の矢野側の視点が来た。
矢野の想いが、願いが、胸に突き刺さる。
前回では2回に分けて描きますとあったので、てっきり有里のお話かと思いきや…
しかも掲載は18Pでした。こ、これはどういう事なんだ;
まだあまり快復されてないんでしょうか。心配です。
竹内はアキからきっと今の矢野の居場所と様子を聞いたんでしょうね…
どうするんだろう?
竹内は自分より七美が大事だろうし、伝える覚悟してるのかな。
でも既に七美も知ってるんだよね…(有里と同棲?以外)
でもなんでアキ、言っちゃったんだろう?(ってゆうかまだ言ったとは確定してないけど;)
しかし奇遇というか偶然といいますか、明日プロポーズされる?前日の七美と、数年前の矢野が同じ夢を見てるなんてね…
2人にとってあの初めてキスした後夜祭は忘れる事のできない大切な大切な思い出。
距離や時を超えても、繋がっている想いの様なものを感じました。
矢野はあの時、七美の連絡先を訊いていたんですね。
もしかして会いに行こうと思っていたのかな。
でも結局一度もコンタクトを取らなかった。
それは自分が抱えている問題を一人で処理しようとしていた事、七美に内緒にしている事への後ろめたさなどもあったのかな。
きっと会いたくて会いたくて仕方なかっただろうに。
矢野は自分がどうすれば楽になれるかを知っている。
『無理に吸わなくてもいい、吐けば自然と吸えるので吸うより吐く事が大事』
頭ではわかっているのに、上手くそれが出来ない。
全部吸い込んで吸い込んで溜め込んで苦しくなって。
本当に不器用な人です。
私は今回、矢野が泣いたのを見て思う所がありました。
勿論、自分も泣きそうになったけど。
奈々が死んだ時も、母親が自殺しても泣けなかった矢野がやっと泣く事が出来た。
人は、悲しみが許容範囲を超えると泣く事すらできなくなる。
泣く事は、自分を守る事。
心を解放する事。
だから少しだけ人間らしさを取り戻せたのかなって。
誰にも自分の母親の事を言えない矢野へ七美の母親のあたたかい心遣いに触れ、想いが溢れてしまったんだろうか。
それでも嘘を付き続ける自分が苦しく思えたんだろうか。
「前みたいに遊びにいらっしゃい」と言われ、「またあの頃に戻れたら…」と思ったのかも知れない。
でもそれは無理な事で、前に突き進んで行くしかない。
そんな何処にも行けない想いが彼を困惑させる。
9月号は僕等がいたの絵本が付録に付く模様。(赤ずきんちゃんは勘弁してください 笑)
あと、作中に登場した服などのグッズプレゼント。
連載はお休みです。次回は10月号(9月13日発売)予定。
*追記*
肝心な事を書き忘れていました;
僕等がいた 12巻は8月24日発売です!
前に実写化のキャスティング募集をしていた結果は…
★高橋七美
1.宮崎あおい
2.新垣結衣
3.蒼井優 / 沢尻エリカ
★矢野元晴
1.山下智久
2.市原隼人
3.赤西仁 / 櫻井翔
★竹内匡史
1.妻夫木聡
2.小山慶一郎 / 錦戸亮 / 二宮和也
★山本有里
1.堀北真希
★千見寺亜希子
1.戸田恵梨香
でした〜
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