2006.04.28 Fri
1リットルの涙
| 1リットルの涙 | |
![]() | 大西麻恵 岡村力 かとうかずこ 東映 2006-01-21 |
1リットルの涙はドラマを先に観てて映画の方を最近観ました。
映画は擁護学校メインでドラマは普通学級がメインです。
どちらもいい作品でした。映像化は失敗したりが多いのにこういうケースは珍しいと思う。
このお話は1970〜80年代とちょっと昔の時のお話で木藤亜也さんというひとの実話です。当時私は幼稚園くらいでしょうか。同じ時期に精一杯病と闘って生きているひとがいたなんて…
ドラマは放送があると聞いた時から絶対観よう!と決めていました。最初は本も映画も出ているとは知らない状態でただ「難病もの、感動ものなら観たい」という思いだけでした。
でも、それは間違っていたかと思う。興味本位だけで観ようと思った自分が恥ずかしかった。
私は「こういうひとは可哀想だ」と同情したくて観ようと思ったのだから。
酷い言葉を使えば、同情というより『哀れみ』の気持ちが大きかったと思う。
自分より不幸なひとを見て自分の幸せの器量を計り安心感を得たかった。
しかし、私の期待は違う方向に大きく外れた。
亜也というひとは自分の運命を知りながら決して逃げることはしなかった。
時にはくじけそうにはなったと思うけど負けないという気持ちを自分に言い聞かせ続ける事は容易くなくすごく気力がいると思う。
私だって病気になったら気持ちも落ち込むし、元気がでない。
それでも、時が経てばちゃんと回復するし、元気にもなる。
亜也さんの病気(脊髄小脳変性症)は回復どころか時が経てば経つ程身体の自由が利かなくなる。
亜也さんも「次の日が来るのがこわい。」と書いていた。
日に日に自分の体が悪化してゆくのを自分だったらどうやって乗切っていくのか想像もつかない。多分、回復しないし辛くてもう生きていたくないと思うかも知れない。
でも死ぬという現実を素直に受け止めることはできない。
そんな甘ったれで弱い自分は亜也というひとに逆に勇気づけられたし、病に冒されても不幸と決めつけちゃいけないと思った。
そしてもしいつか、自分にもそういう日が来ても『どうやって死ぬか』ではなく『どう生きるか』を心にそっと置いていればどんな困難も立ち向かっていけそうな気がします。
私も「1リットルの涙」でたくさん泣いたけど悲しみの涙じゃなくて気持ちいい涙だった。
それって変だし、失礼なのかも知れないし不思議だけど自分も頑張ろう!と思える涙でした。
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